「ウォンテッド」の感想あらすじ
【キャスト】
ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン、テレンス・スタンプ、コモン、マーク・ウォーレン、トーマス・クレッチマン
【ウォンテッドのあらすじ】
平凡で退屈に毎日経理事務をこなし地味に生きる青年ウェスリー。
会社では上司に嫌味を言われ、私生活では同僚に恋人を寝取られる冴えない日々。
そんな彼の前に突然謎の美女が現れる。
彼女はウェスリーの父親が実は暗殺者であり先日組織の裏切り者に殺されたこと、そしてウェスリー自身にも暗殺者になる才能があることを伝える。
父親の復讐のため、裏切り者を殺すために自らも暗殺者になることを誓う。だが予想外に彼は組織の陰謀に巻き込まれてしまうのだった。
「ウォンテッド」のみどころ
斬新で見ごたえあるアクションシーンに釘付け!
ウォンテッドで一番注目すべきは、もちろんアクションシーン。
序盤の銃撃戦からのカーチェイスや、ウェスリーが暗殺者訓練を受けているシーン、列車の上で競い合うシーンなど、例を挙げたらきりがありません。
私が最も注目してほしいところは、本作品の一番の特徴である、撃った弾を曲げるシーンです。
特殊能力ではなく、訓練で磨き上げられたこの技はほかの作品にはない、斬新な設定でとても見ごたえがあります。
またそれを習得していくウェスリーがだんだん男らしくなっていく様にも注目!
フォックスがかっこいい!
アンジェリーナ・ジョリー演じるフォックスは最初にウェスリーも接触してきた組織の暗殺者ですが、この女性が何と言ってもかっこいいのです!
最初のカーチェイスでの、足でハンドルを操作しながら、敵に向けて銃を撃つシーンで一気に映画に惹きつけられました。
さらにウェスリーを訓練するシーンでは圧倒的実力の差を見せつけるところもかっこいいです。
暗い過去を持ちながら一切そのような素振りを見せず、淡々と任務をこなすところは同じ女性でも惚れてしまいそうです。
隠された組織の陰謀
ウェスリーは組織から「父親が裏切り者に殺された」と話を聞かされていますが、実際は父親がその裏切り者だったのです。
組織の不正を知ってしまった父親は組織を許すことができず、裏切ったのでした。
組織は父親なら息子を殺せまいと考え、ウェスリーに父親を殺させようとしていたのでした。
その真相をウェスリーが知ったのは、父を殺してしまった後のため、取り返しのつかないことをしたと悔やみ、今度は自分を騙した組織に復讐することにしたのでした。
父親が息子を思う姿と、息子が父親を殺してしまったことを悔やむ姿に涙です。
そして保身のために不正を働いた組織は許せません!
「ウォンテッド」のキャストの魅力
アンジェリーナ・ジョリー
殺し屋のフォックス役を演じています。
本作品でもアクションシーンが格好良く、終始画面から目が離せませんでした。
また少し謎めいている役だったので、より彼女の魅力が伝わりました。
「トゥームレイダー」や「ソルト」など多くのアクション映画に出ているため、アクションシーンにおいてはハリウッド女優の中でもピカ一だと思います。
「ボーン・コレクター」では彼女の少し初々しい姿を見ることができるので、そちらもお勧めです。
ジェームズ・マカヴォイ
ウェスリー役を演じています。
最初は冴えない青年で、徐々に暗殺者へと成長していく顔つきがうまく表現できており、よりストーリーに入り込めました。
「ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女」や「X-MEN」にも出演しており、最近では「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」でビルが成長した姿を演じています。