【きっと、うまくいく】 ネタバレ感想／動画を【フル・無料】で視聴出来るサービスは？

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「きっと、うまくいく」の感想あらすじ

【キャスト】

アーミル・カーン、カリーナ・カプール、シャルマン・ジョシ、Ｒマーダヴァン、ボーマン・イラニ、オミ・ヴァイディア

【あらすじ】

写真家になりたい夢を抱きながら、家族の期待通りに進学したファルハーンと、信仰心が強すぎて何事にも弱気なラージュー、そして入学初日からどこか人より抜きんでているランチョーはインド最高峰の工科大学で青春を共に過ごした。

しかし、ランチョーとは卒業後めっきり会うこともなくなってしまった。そんな時、同じく同級生のチャトルがランチョーの居場所がわかったと言い、急遽2人を集める。

集まった3人は学生時代の思い出を巡りながら、ランチョーに会うべく、再び波乱万丈な時を共に過ごす。

「きっと、うまくいく」のみどころ

インド映画初心者におすすめ

おおよそ3時間の超大作にもかかわず、しかもインド映画特有のダンス盛り沢山な作品でも、すっと見れてしまいます。

なかなか長い映画を見る一歩が出ない人でも、サラっと見れてそしてスッキリとした後味が楽しめるので、長編映画でもかなりの高評価を得ています。

彼らの学生時代をさかのぼったり、現代での悩みや困難に立ち向かったり、はたまた学内で出産するシーンまで、とにかく内容が盛りだくさんで長い時間見ていても飽きません。

途中で「インターバル」というテロップが出るのも、インド映画ならではかも？

名言の宝庫！

ランチョーは、実はランチョーという人物になりすまして大学に入学したという人物なのですが、とにかく頭が良くて出てくる言葉すべてに深みと説得力があります。

私の好きな言葉は、ランチョーがファルハーンに言った「工学を勉強するのをやめて、動物写真家になるべきだ。才能を無駄にするな。動物の写真を撮るのが好きなのに、君は機械と結婚してるのと同じだ。」という言葉です。

本当は写真家になりたいという大きな夢を抱きながら、親の期待に応え工科大学へ進学したファルハーンを、機械と結婚した、というわかりやすい表現で諭しています。

結果、ランチョーのこの一言で、ファルハーンは父親に写真家になりたいと告げ、晴れて写真家になることが赦されたのですが、そのシーンは今思い出してもじーんとくるくらい、愛にあふれています。

ラストはスッキリ大逆転

チャトルは、学生時代からランチョーを敵視して、学年トップを争っていましたが、いつもランチョーに負かされてしまいます。そんな彼は卒業後、仕事に成功し結婚もし、そして今度は「有名な発明家フンスク・ワングルと大きな契約をする！」と豪語していました。

しかし、この有名な発明家は実はランチョーだったのです。最後の最後に、ランチョーの見事なまでの圧勝を見せつけてくれました。

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「きっと、うまくいく」のキャストの魅力

アミール・カーン

この映画の主人公の一人、ランチョーを演じました。彼はインドのハリウッド、ボリウッドの中でも有名な俳優さんで、彼の何がすごいって、俳優業をしながら社会貢献活動にも力を入れているんです。

インド特有のカースト制度や女性や子供の地位向上に関するテレビ番組を企画するなど、彼の持つ影響力を社会に役立てたいと考えている人間的にもとても素晴らしい人なのです。

この映画で学生の役を演じるとなったとき、彼はすでに44歳だったというのも驚きです。

カリーナ・カプール

ランチョーと恋に落ちる、工科大学学長の娘ピアを演じています。

彼女の印象は最初はパッとしなかったのですが、作中でメガネを外した時に美貌にびっくりしました。

目力がすごい！ピアの男を見る目のなさと、男性にも物怖じしない態度のギャップにも人間味を感じとても好感が持てます。

ランチョーのことを10年たっても好きで、違う人と結婚する直前に逃げ出してしまうなんて破天荒な一面もあります。ランチョーとは本当にお似合いで、二人の今後の生活も見てみたくなります。

ボーマン・イラニ

工科大学の学長であるヴィールーを演じています。

典型的な競争主義で、勉強ができなければ人間失格とまで言い切ってしまう、だれからも恐れられている学長を演じました。ランチョーに負かされたときの顔や、いじわるそうな顔、彼のコメディチックな演技もこの長編映画では際立っています。