「テッド」の感想あらすじ
【キャスト】
マーク・ウォールバーグ、セス・マクファーレン、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシ、ノラ・ジョーンズ、サム・ジョーンズ、トム・スケリット、ライアン・レイノルズ、テッド・ダンソン
【あらすじ】
みんなから仲間外れにされて友達が一人もいなかった少年ジョン。クリスマスに両親からテディベアのぬいぐるみをもらい、親友のようにいつも一緒にいた。
ジョンは「本当の親友のようにテッドも話せたらいいのに」と星に願いをかけたところ、願いが現実に!テッドは話せるようになり、2人は大の親友となったのだった。
しかし、それから27年後、ジョンとテッドはすっかり中年オヤジ&中年くまさんと化し、共に低モラルな生活を送っていた。そんな中、ジョンは4年間付き合ってきた恋人に自分かテッドどちらかを選ぶように迫られてしまう。
「テッド」のみどころ
・とにかくお下品&おバカなギャグ満載
・笑いあり涙あり事件ありな王道映画
・結局決めるのは自分自身。むちゃくちゃなテッドから教わったこと。
とにかくお下品&おバカなギャグ満載
今作はR-15指定なのですが、それも納得の下ネタやダークなネタ満載でした(笑)
27年後、成長したテッドはふわふわの見た目とはもう全く違うクズおじさんになっていて、暇さえあれば酒やマリファナを楽しみ、風俗嬢たちと遊んでいます。
最高にアホだな~と思ったシーンがジョンと彼の恋人ロリーがデートから帰宅すると、テッドと4人の風俗嬢たちが家にいて、なんとカーペットにうんこが、、、!!
その後なぜかロリーが後始末をしていて、「親指にうんこがついた!」と発狂していて、むちゃくちゃ笑ってしまいました。
それに対してジョンが「もう二度とそっちの手で料理するな!左利きになれ!」と言っていて、さらに笑いました。
いやまず、見てないでジョンが掃除しろよとも思いましたが、、。(笑)
他にも大事な場面でジョンが超音痴だったり、ボスに汚い言葉を吐くテッドがなぜか「威勢がいい!」と昇進されたりと、ボケ満載で見ていてとても楽しいです。
同性の友達と笑いながら見るのに最高な映画だと思います。
笑いあり涙あり事件ありな王道映画
もちろんコメディなので笑い要素が多いのですが、最後はきっちり泣かされてしまいました。
映画の終盤、テッドが誘拐される事件が発生。
そして、誘拐犯のせいでテッドは真っ二つに引き裂かれてしまいます。
「ロリーを大切にしろよ」と言葉を残し、動かなくなってしまうテッド。
テッドの存在を嫌がっていたロリーもジョンと一緒に懸命にテッドの体を縫い合わせ生き返らせようとします。
ここの2人の必死なシーンがとても泣けます、、。
笑いだけで終わりでなく、最後にはほろりとさせられる、まさに王道の映画スタイルだと思いました。
結局決めるのは自分自身。むちゃくちゃなテッドから教わったこと。
ジョンはいつもテッドの誘いに乗ってしまい、仕事をさぼって一緒にマリファナを吸ったり、
ロリーと一緒に行ったパーティから抜け出してロリーに愛想をつかされてしまいます。
そのことでジョンはテッドに「お前のせいで彼女を失った」と言います。
しかし、テッドは「俺が無理やり首にロープかけて連れてきたのか?!違うだろ?誘ったのは俺だが、行くか行かないか決めるのはお前だろうが!」と正論。
確かになんでも、決断するのは自分ですよね。
テッド、普段の行動はむちゃくちゃだけど、良いこと言うやん、、!と感動しました。
「テッド」のキャストの魅力
ミラ・クニス
ジョンの恋人ロリー役を演じています。
「ステイ・フレンズ」や「バッド・ママ」などコメディ作品でよく見かける彼女。
瞳が大きくとっても美人なのに、うんこが指についてしまうシーンなど体当たりでとても面白かったです。
(もちろん本当にはついていないでしょうが)
ジョヴァンニ・リビシ
誘拐犯のドニーを演じています。
私の中でジョヴァンニ・リビシといえばドラマ「フレンズ」のフランク役です!
フランクも少し変わった子といった印象でしたが、今作はさらに変態になっていて、キモイ誘拐犯として良い味を出していました。
テッドが汚い言葉を吐いたときに「言葉遣いぃい!!」と切れっぷりがよかったです。
ノラ・ジョーンズ
歌手ノラ・ジョーンズ(本人)を演じています。まさかの本人役で出演!
とても有名な歌手の方なのに、テッドと昔カンケイを持ったことがあるという設定をOKしてくれたのがすごいなと思いました。
今作ではほかにもサム・J・ジョーンズなど本人役で出演している方が何人かいるのでそちらも要チェックです。