インシディアスのあらすじ
【キャスト】
パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、アンドリュー・アスター、バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、リー・ワネル、アンガス・サンプソン
【あらすじ】
ジョシュと妻のルネは3人の子供たちと新居に引っ越してくる。気持ちを新たに楽しい生活が始まるはずだった。しかし不可解な現象がすぐに起こり始める。
勝手に動く物、無人の部屋からの物音、ベビーモニターから聞こえてくる謎の声。そして息子のダルトンが梯子から落ちて昏睡状態になってしまう。
医者もお手上げの原因不明の昏睡。
家族はすぐに引っ越すも、息子の容態は変わることなく、不気味な気配は次の新居でも常に感じる。それは家に憑いているのではなく、この家族を狙っているのだった。
インディアシスのみどころ
・とにかく怖い!
・ジョシュの過去とダルトンの能力
・彼方の世界
とにかく怖い
オープニングのBGMからすでに怖くて、不気味な印象があります。
新居に引っ越してすぐ、不可解な現象が始まるのですが、ベビーモニターから聞こえてくる謎の声には鳥肌が立ちました。
ダルトンが昏睡状態になってからさらに現象は増え、ついには不気味な姿まで見えるようになります。
不気味な姿は、本当に不気味で、何かをぶつぶつ言っているのも、恐怖を引き立てました。
家族は引越しを決意して次の新居へ移るのですが、そこでも何者かの存在を感じます。
ルネが家に一人でいるときに不気味な少年の姿を目撃するシーンでは、部屋のあらゆるところに少年が見切れて写っていて、このことに気づいたときは本当に怖くなりました。
ジョシュの過去とダルトンの能力
なぜダルトンが昏睡状態になっているのか。それは父親の能力が原因であると、夫婦は霊能者のエリーズから聞かされます。
父親であるジョシュには幽体離脱の能力があったのです。
そしてその能力は息子に遺伝しており、ダルトンはいま幽体離脱をして、元の体に戻れない状態にあるということが判明します。
ジョシュも子供のころに恐ろしい体験をしており、幽体離脱の能力とともに当時の記憶も封印していたのでした。
オープニングの映像で写っていた少年はジョシュの子供時代で、画面がゆっくり上がっていくような演出は、彼が幽体離脱しているということを表したものでした。
エリーズの説明を聞いて、初めてオープニング映像の意味が理解できます。
最初から伏線のようなものを張っていて、怖いだけじゃなく、ストーリー性も圧巻です。
彼方の世界という死者の領域の世界観
幽体離脱した魂は「彼方」と呼ばれる死者の領域に入ってしまいます。
ダルトンは死者の領域で迷子になり、自分の体に戻ってこれない状態になってしまうのです。
そしてそのことを知った死者たちがダルトンの体に入ろうとして、家では不可解な現象が起こっていたのでした。
彼方は薄暗くて気味の悪い世界観になっています。
現実世界と似たような場所なのですが、音も光もなく、目を見開いた死者たちが漂っているところなのです。
ホラー好きの私でも、ここまで不気味な世界は今まで見たことありません。
インディアシスのキャストの魅力
パトリック・ウィルソン
父親のジョシュ・ランバート役です。
最初はルネの言うことを信じない、非協力的な夫なのですが、最後は自ら息子を救いに行く姿が格好良かったです。
映画「死霊館」シリーズではエド・ウォーレン役で出演しており、ホラー映画といえば彼の顔を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
ローズ・バーン
母親のルネ・ランバート役です。
優しい顔つきで母親役としてとてもはまっていると思います。
「28週後…」や「X-MEN」シリーズにも出演しており、ジャンルを問わず幅広く活躍しています。
彼女のたれ目で少し疲れたような顔つきが私は好きです。
タイ・シンプキンス
昏睡状態になる息子のダルトン・ランバート役です。
何と言っても可愛い!
目が大きくて、頬がぷくっとしている幼さが印象的です。
映画「ジュラシックワールド」にも出演しており、そちらでも可愛さ満点です。
今作中では眠っているシーンが多いですが、たくさん動いているところが見たい方は、ジュラシックワールドもぜひご覧ください。