「アナベル 死霊博物館」の感想あらすじ
【キャスト】
マッケナ・グレイス、マディソン・アイズマン、ケイティ・サリフ、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、マイケル・チミノ
【あらすじ】
心霊研究家のウォーレン夫妻はいわくつきの人形「アナベル」を自宅に持ち帰り、地下室に厳重に保管する。
一年後、家の留守を頼まれた娘ジュディとシッターのメアリー。
そしてウォーレン家の地下室に興味を持ち押しかけてきたメアリーの友人ダニエラ。
ジュディとメアリーを上手く外に出かけさせたダニエラは家中を探索し、ついに地下室のカギを入手する。
念願の地下室で霊と交信を始めるダニエラは興味本位で「アナベル」が保管されているガラスケースを開けてしまうのだった。
それが悪霊の封印を解いてしまうとも知らずに…
「アナベル 死霊博物館」のみどころ
・序盤から怖すぎる…
・腹は立つが憎み切れないダニエラ
・連続する恐怖に目が離せない!
序盤から怖すぎる…
物語の序盤から惜しみない恐怖演出でした。
アナベル人形を引き取ったウォーレン夫妻はアナベルを後部座席に乗せて真っ暗闇の中、車で家に帰ろうとします。
その道中、故障して動けなくなった車を死者たちによって囲まれてしまいます。
このシーンが序盤のレベルではないくらい怖かったです。
死者たちの不気味な雰囲気や、驚かしてくる演出で一気に映画に引き込まれました。
そしてなにより、アナベル人形の顔が怖すぎです。
腹は立つが憎み切れないダニエラ
ダニエラはウォーレン家の地下室に興味を持っており、アナベルの呪いを解き放ってしまうトラブルメーカーです。
自己中心的で人の家を勝手に物色するような性格ですが、なぜここまでして地下室で霊との交信を図りたかったというと、それは彼女の過去にあります。
実はダニエラは自分が起こした車の事故のせいで、同乗していた父親を亡くしてしまったのです。
今でも自分を責めていて、父親に謝りたい一心で、この騒動を引き起こしてしまいました。
その思いを知ると、腹は立ちましたがどうしても憎み切れない人物です。
最後のロレインによって父親のメッセージを受け取り、涙したシーンは感動的でした。
連続する恐怖に目が離せない!
アナベルが解き放たれてから、地下室にあった呪いの品々が家中に広がり、様々な現象が多発します。
「死の花嫁衣裳」は家を徘徊しながらナイフを持って襲い掛かってきますし、目にコインを乗せている霊たちはただ立っているだけなのですがとても不気味です。
また甲冑は襲い掛かったりはしませんが存在感があり、顔の部分だけ動くので怖かったです。
ほかにもたくさんの霊たちが襲ってきてスピード感もあり、画面から目が離せなくなります。
終始ドキドキでした。
「アナベル 死霊博物館」のキャストの魅力
マッケナ・グレイス
ウォーレン夫妻の一人娘ジュディを演じています。
とても可愛らしかったです。
怯える演技もよかったですが、立ち向かっていく勇敢な演技も見事でした。
これからもどんどん映画に出演していってほしいです。
パトリック・ウィルソン
エド役を演じています。
本作品では登場シーンは少なかったですが、この俳優さんを見ると「ホラーを観ているなぁー」と感じじる役者さんです。
映画「インシディアス」シリーズにもジョシュ役として出演しており、ホラー映画の印象がとても強いです。
ヴェラ・ファーミガ
ロレイン役を演じています。
「死霊館」シリーズではロレインがいると安心しますが、本作品ではいないので、より怖く感じました。
様々な映画に出演している女優さんですが、私は死霊館シリーズでファンになりました。
これからもたくさんのホラー映画に出演してほしいと思います。