「ワールドウォーZ」の感想あらすじ
【キャスト】
ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス 、ダニエラ・ケルテス 、ファナ・モコエナ 、ジェームズ・バッジ・デール 、マシュー・フォックス 、デビッド・モース 、ピーター・キャパルディ
【あらすじ】
元国連捜査官のジェリーは愛する妻と子供たちとともにいつも通りの朝を過ごす。
娘たちを学校に送るため車に乗るが渋滞にはまってしまい、そこでジェリーは町の異変に気付く。
人々が騒ぎ出し、車を乗り捨て始めたのだ。何事かと周りを見渡すと、謎のウイルスに感染したゾンビたちがものすごいスピードで襲ってきていた。
町が大混乱となっている中、ジェリーたちは逃げ出すことに成功する。そして国連事務次長からの要請により、国連の現場復帰を果たすことになるジェリー。
果たして彼はウイルスの原因を突き止め、無事家族のもとに帰ることができるのか。
「ワールドウォーZ」のみどころ
大パニックの町
ゾンビ映画といえば町が大パニックになるシーン。
本作品のゾンビはバイオハザードシリーズとは一味違い、感染したらすぐにゾンビとなり、周りを襲い始め、とても身体能力が高くなります。
なので、パニックシーンではビルや壁を上っているゾンビや、車にぶつかってくるゾンビなどがおり、派手な演出となっています。
また一つの町だけではなく、世界中の都市が同じようにゾンビたちに襲われていて、逃げ場のない感じが恐ろしいです。
唯一イスラエルは壁を作り、まだ被害に遭っていませんでしたが、それを突破されたシーンでは、壁の上からゾンビがなだれ込んでくる様子になっており、恐ろしかったです。
ストーリーの伏線が不気味
冒頭のニュースで鳥インフルエンザの流行や二酸化炭素の増加、イルカの大量死など、世界各地で起こっている謎の現象について報道されています。
ある奇妙なウイルスによって異常な行動をとる人間が増加していることが判明していきます。
このストーリーの伏線が不気味で、今後やってくるパニックをさらに恐ろしくさせています。
リアルで恐ろしいホラーの醍醐味を味わえます
「家族の思い」と「リスク」
ジェリーがゾンビが待ち受ける現場復帰をする場面があるのですが、一番つらいのは家族だと思います。
ジェリー自身もゾンビのいる中に身を投げ込まなくてはならないので怖いとは思いますが、無事に帰ってくるかもわからないジェリーを待つ妻や娘たちがつらそうで可哀想に思えました。
途中妻がジェリーの安否が気になり電話をかけ、その電話のせいでゾンビたちに居場所がばれてしまうシーンがあります。
観た直後は何やってんだ!と思いましたが、冷静に考えると、仕方のない行動だったのかな?と思い直しました。
家族を心配する妻の気持ちが、今はとても理解できます。ただ、深く考えさせられるシーンです。
ただもしそのせいでジェリーが死んでしまっていたら元も子もないですが…
「ワールドウォーZ」のキャストの魅力
ブラッド・ピット
主人公のジェリー・レイン役を演じています。
やはりアクションシーンには惹きつけられました。
また最後の自分が実験体となり、ゾンビたちの中を歩くシーンがとても格好良かったです。
映画「オーシャンズ12」や「Mr.&Mrs. スミス」など、数えきれないほどの名作に出演する、超有名なハリウッドスターです。
私が印象に残っているのは「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」です。
悲しいけど愛にあふれる演技がとても印象的でした。
ダニエラ・ケルテス
兵士のセガン役を演じています。
本作品では短髪でまるで男性のような髪形をしていますが、顔立ちは可愛らしく、格好良さと可愛さの両方を兼ねそろえています。
映画への出演が少なく、ワールド・ウォーZが彼女の国際的な代表作です。
今後の活躍に期待です!