「パラサイト」はSF好きにはガチ鉄板のテンポ抜群の映画だった!!

「パラサイト」の感想あらすじ

パラサイト:原作 FACULTY

【キャスト】

イライジャ・ウッド、ジョシュ・ハートネット、ジョーダナ・ブリュースター、ショーン・ハトシー、クレア・デュヴァル・ローラ・ハリス、アッシャー・レイモンド、ロバート・パトリック

【あらすじ】

気弱でいじめられっ子な少年ケイシー。学校で友達もおらず、一人グラウンドで昼食を食べているとき、奇妙な干からびた生き物を見つける。

先生に相談し、その生物を水槽に入れてみると、たちまち回復し水中を動き回るようになった。

先生は新種の発見だと大騒ぎするも、それはこれから始まる悪夢の前兆だったのだ。

やがて学校では教師をはじめ、次々と人に異変が起こる。

ケイシーは仲間を集め調査を始めるも、恐怖はすぐそこまで迫っていたのだった。

「パラサイト」のみどころ

明らかに変わっていく教師たちの姿にぞっとする

最初に寄生されるのはフットボールの鬼コーチです。

とても短気ですぐに怒鳴っていたのですが、寄生されたことによって全く怒らなくなったのです。

また生徒を怒ることができない内気な女性教師も凶暴な性格になってしまいます。

ほかの教師たちも変わっていき、その様子がなんとも不気味でした。

さらに生徒たちも教師に順番に呼び出され徐々に変わっていって、学校全体が異様な雰囲気になるのはぞっとしました。

気弱なケイシーが頑張る姿に胸を撃たれる

最初はいじめられっ子で反撃もできないような少年でしたが、学校の異変に気付き、自ら仲間を集める姿には胸を撃たれました。

敵のボスと対戦するシーンでは仲間の助けも借り、立ち向かっていってかっこよかったです。

情けなく頼りない姿が、物語が進むにつれて徐々に勇敢で格好良く見えてきて、最後は惚れてしまいます!

頼りがいのある男性の方が魅力的としみじみ感じるシーンです。

平和が戻り、それぞれの成長が微笑ましい

ラストは町に平和が戻り、学校もいつも通りの風景になります。気弱だったケイシーに新聞部や地元の新聞社からインタビューが殺到します。

各々が町のヒーローとなっていたり、フットボールを正式に辞めたスタンがSFオタクのストークリーと付き合っていたり、留年生で不良だったジークがフットボールチームに入って活躍していたりと、それぞれ成長した姿がラストに描かれています。

そんな中で私が気になったのは新聞部部長兼チアリーダーのデライラです。

彼女はもともとフットボールのエースだったスタンと付き合っていましたが、チームをやめた途端、「エースじゃなかったら私と釣り合わない」と言って彼と別れます。

騒動後は、ヒーローとなったケイシーと付き合っている描写があるので、彼女は全く成長していないなと私は感じました。

ですが、ケイシーはずっとデライラに憧れていて、付き合うことができて幸せそうだったので、良しとしましょう。

「パラサイト」のキャストの魅力

イライジャ・ウッド

主人公のケイシー役を演じています。

気弱な演技がハマっていて、さらに立ち向かうところは本当に格好よく見えて、ケイシー役として最高でした。

「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット 思いがけない冒険」で有名です。

また「ゾンビスクール!」ではコミカルな演技もしており、注目です。

クレア・デュヴァル

ストークリー役を演じています。

暗い性格のストークリー役ですが、スタンに思いを寄せていてふと見せる女の顔を見事に演じています。

海外版「呪怨」に出演しており、ホラーの演技にも注目です。

またテレビドラマにも多数出演しており、今後の活躍にも期待です。

ファケム・ヤンセン

ジークを気にかけている内気な教師の役を演じています。

最初はとても内気なのに寄生されたことによって凶暴になる、その豹変ぶりが見どころです。

「X-MEN」シリーズにジーン役として出演しており、年を重ねても綺麗な姿には憧れちゃいます!

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